ショットブラストとは?ショットブラストを製造している会社を紹介

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ショットブラストは塗装前の下処理に使用される機械のことで、細かい砂や鉄製の球を吹き付け表面に凹凸を作ることに使用されます。砂を吹き付けるブラストはサンドブラストと呼ばれます。
塗装の食い付きを良くしたり、塗装物の錆を防いだりする作用があります。
また、道路を石畳風に仕上げるときに使用することもあります。今回はショットブラストの仕組みや製造しているメーカーについて紹介します。

ショットブラストの使用用途と原理

ショットブラストは、単純にブラストとも呼ばれることもあります。
ショットブラストは、鋼球・ガラス球・セラミックスなどを投射物として、金属などの加工物に吹き付ける表面処理する機械です。
表面の錆などを落としたり、表面に粗い凹凸をつけることが目的です。
鋳造や鍛造の付随作業や、塗装時の下地処理として行います。
使用する加工物により、投射物の剪定が重要です。ショットブラストは投射機を高速回転させることで起こる遠心力を利用して研掃材を投射します。投射するものが比較的大きく重いものなので、この様な投射機構を用いています。

ショットブラストの種類

ショットブラストは、手動式と自動式があります。
手動式のショットブラストは手持ちのエアーガンによる投射で、大型の加工品や形状が複雑な製品にブラスト処理を施す際に使用されます。
自動式は、工場で大型ではない製品を大量生産するときに使用されます。
自動式のショットブラストは、ローラーコンベア式・ハンガー式・テーブル式など様々な種類があります。

ショットブラストを製造しているメーカー

ショットブラストを製造しているメーカーは意外と多く存在しています。
その中でも株式会社不二製作所・新東工業株式会社が多くのシェアを誇っています。
近年でも新しく設立された会社もあり、古い会社は1992年創業のところもあります。
新東工業株式会社は従業員数1700人以上のかなり大きい会社で、歴史もあるのでショットブラスト製造に興味のある方はこういった会社で働くのもおすすめです。