ロボットが工事をする!?土木工事の変化

3Kの仕事

かつては「3K」と呼ばれていた、土木工事の仕事。体力や精神的にもキツく、休みもとれない。また事故の危険性もあるため、安心して働くのも難しくなっています。ブラックな職場というイメージが強いためか、工事に携わる人の数は年々減少。人手不足も相まって、大変厳しくなっています。
人手不足を解消するためにも、職場環境をゼロから見直す企業も少なくありません。また技術革新も凄まじく、土木工事のやり方は変わりつつあります。

ドローンを使っての測量

埼玉県で土木工事を行う会社が採用しているのは、ドローンを使った測量です。土木工事をすすめるさいに、必ず確認しなければならないのが現場の状態でした。平地で工事にあたるのならまだしも、時には未開の地に足を踏み入れなければいけません。足場の悪い場所での測量となると、事故の危険性も高くなります。
そこでドローンの登場。ドローンにカメラを搭載し空撮すれば、測量は楽になります。作業時間も大幅に短縮。土木工事が「キツイ仕事」だったのは、過去の話になるでしょう。

AIと土木工事

AIを活用するパターンも、増えてきました。例えば道路の舗装工事。どこにどういう不具合があるのかを確認するのは、骨が折れる仕事です。しかも万が一にも見逃しがあれば、大変どころの騒ぎではありません。そこでAIの登場。まだ研究段階ではありますが、実用化すればどこの道路にどういった不具合があるのか、一発でわかるようになるでしょう。
すでにAIが実用化されたケースも、ございます。施工のさいに欠かせないのが、作業確認です。怠ってしまうと大事故につながり、大変どころでは済まされません。そこでAIで管理をすることにより、作業確認をスムーズに進ませることができるようになりました。

ロボットが道路工事!?

土木工事の現場で、ロボットも活躍中。SF世界の話ではなく、日本で起きた現実のお話です。今はまだ、工事個所の確認や機器の点検に使われているだけ。ただ近い将来は、人の代わりにロボットが活躍するかもしれません。
道路工事にロボットが勤しんでいる姿を見るのは、そう遠くないでしょう。