高崎にある児童発達支援事業所と児童発達支援センターの違いは?

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高崎には児童発達支援に関する2種類の支援があります。
一つは児童発達支援事業所、もう一つは児童発達支援センターです。
名称が似ていて、しかもいずれも児童発達支援の枠組みにある施設ですが、それぞれ異なった役割をはたしています。
今回はそれらの違いについて解説しましょう。

高崎の児童発達支援事業所:直接支援を行う施設

高崎にある児童発達支援事業所は、障害のある未就学児を直接支援する施設です。
障害児向けの専門の施設として、様々な障害に対し、適切な支援を行っている施設で、主に通所施設が多くをしめます。
通常時に、障害のある子どもたちが通っている施設が、この児童発達支援事業所といえるでしょう。
高崎市内にも多くの児童発達支援事業所が点在し、できる限り身近な場所にあるように設置が進められています。
ただ、児童発達支援センターと同じく都道府県または指定都市からの認可を受けた上で運営されている施設です。

高崎の児童発達支援センター:直接支援プラス連携支援

高崎にも児童発達支援センターがあります。
実は、こちらも児童発達支援事業所と同じく直接的な支援を実施しているのが特徴です。
ただ、メインの業務として直接的な支援だけではありません。
地域にいる障害のある子どもや家族への支援、障害のある子どもを預かる保育園・幼稚園などの機関との連携・相談・支援も行うなど児童発達支援の制度を管理している側面もあります。
他の児童発達支援事業所とも連携するなど高崎の地域で児童発達支援の中核的な役割をはたしている施設です。
基本的に規模が大きい場所も多く、児童発達支援の他、就学児童以降を対象とした、放課後等デイサービスの運営を行っている場合も珍しくありません。

全国には、多くの児童発達支援センターが点在し、高崎市にある施設も含めて、令和元年10月時点で全国に601か所設置されています。
実際高崎市以外にも前橋市や伊勢崎市にも同様な施設があります。