東京における地域活動とは?地域活動支援センターとの違い

東京における地域活動とは

地域活動とは、例えば町内・自治会など、学校や職場でない場所での任意の団体等における活動です。
活動の内容としては主に災害時やイベント時のボランティアや、そのほか地域づくり、ひとづくりに関するさまざまなものがあり、地域活動と一言で言っても多岐にわたります。
活動する団体も、NPO化しているところもありますが、そうでないところもあります。

東京都においても、地域活動に関する検討会を設けたり、町会・自治会の活動ポータルサイトを設置したりするなどの方法で推進しているところです。
また、地域活動支援アドバイザーを派遣することもできるため、地域活動について専門家の意見を聞くこともできます。
地域活動を行っているがもっと活動を充実させたい、あるいはどんな活動を行えば良いのか分からないなど、悩みがあるときはこうした事業を利用してみると良いでしょう。

東京都の地域活動支援センター

地域活動支援センターとは、障害者総合支援法に基づいた機関です。
障害者の方が社会活動をできるようになることや、就労などを目的として、それを支援するための施設になります。

地域活動センターにおいて受けることができるサービスには「基礎的事業」と「機能強化事業(Ⅰ型 Ⅱ型 Ⅲ型)」があります。
基礎的事業とは、生産活動などの機会を提供してくれるというものになります。
機能強化事業はⅠからⅢ型があり、地域との連携を強化するところ、あるいは生活介助をメインとするところなど、それぞれセンターの特色に合わせた事業を行っています。

東京都内では100近くの支援機関、支援センターがありますが、利用の方法は各施設によってさまざまです。
地域支援活動センターを利用したい場合には、利用する目的や障害の程度に応じてどの支援センターが良いかしっかりと調べてみる必要があります。
また自分で調べるのが難しいという人は、市区町村の福祉担当窓口へ相談してみると良いかもしれません。