公共工事で活躍する測量設計の仕事

橋梁工事、護岸工事、道路工事などの土木工事や建設工事で欠かすことができない測量設計の仕事。

広島で測量・設計、地質調査などを行っている会社では、多くの公共工事に関わっています。

このような工事の第一段階として、地質調査を行い、測量をして設計図を起こします。

工事が完成した後にも、定期的に点検調査を行い、補修の必要があれば補修設計の図面を作成します。

工事全体をリレーに例えるなら、スタートとアンカーを務めるような大事な仕事といえるのではないでしょうか。

測量士になるには

測量の仕事をするには、資格が必要です。

測量士と測量士補の二つの資格があり、いずれも国家資格です。

資格を取得するには年1回の試験に合格するか、認定を受けた大学や短大・高専、専門学校で測量科目を履修し、その後実務経験を積むことで資格を得ることが可能です。

国家試験は難易度が高いようですが、受験資格はなく、だれでも受験可能なので、資格を取得して転職することもできます。

試験を受けなくても決められた学歴と職歴があれば資格が取れるので、最初から測量士を目指すなら、測量科目を履修できる学校に進学することをお勧めします。

測量士と測量士補の違いは測量計画を作成できるか否かです。

試験の難易度は測量士補の方が低くなりますが、この仕事につくなら測量士の資格を得たいですね。