頭に来てもアホとは戦うな

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その判断どう考えてもおかしいだろ!

業務を進めるなかで、同僚や時には上司に対して、間違えた判断をしていることがあると、感じることがある。

その時に相手がわかるように伝えているのですが、なかなか伝わらないことがあります。

経験値の低いと見受けられる上司が、先を見越さずに業務指示を出してきたことがありました。

明らかに「その判断、どう考えてもおかしいだろ!」と思い、何度も表現を変えて説明するのですが伝わらずに、上司の言うままに業務を進めていくことになりました。

すると案の定、訂正の指示がはいり、やり直しをすることになることが良くありました。

そんな時にこの本を発見しました。

アホと戦うのは人生の無駄

私は、ヒーローものの映画やドラマがだいすきです。

正義感が強く、曲がったことをしない主人公が活躍する内容です。

自分の生活の中にも同様に考えるためか、自分が正しいと思わないことには、意見を述べるタイプです。

そこで話の合わない他者が出てくるわけで、どうにかしてその相手を理解させたいという気持ちになります。

すると、無駄な戦いで時間を浪費することがしばしばありました。

 
責任感を持つことはいいことだと思うのですが、会社員というのはいろんなタイプの者がいて成り立っています。

この本では、無駄な戦いをせずに、プライドや正義感を捨てて対応することが有効であり時間の使い方を指南してくれています。

いままで会社員として経験してきた成功例を覆すような内容でした。

エリートなのに挫折する理由

他の人ができないこと、人が嫌がるようなことも率先して業務をこなし、結果を残してきた実績があると自負することは皆さんにもたくさんあると思います。

私もまじめに会社の為に尽力してきた結果、評価してもらえると感じていたところ、さほど重要な案件をこなしていない者が出世しているんです。

その者は、上司の機嫌を最重要視し、自らは業務をこなそうとせずほかの者にしてもらい、判断すべき事柄も自分では決めずに部下に誰かに聞いて判断させる
タイプでした。

なぜかその者が上司から認められることになりました。

反論することもなく、上司のいう通りにしているタイプでした。

目的をはっきりさせる

その時は自分にとって納得いかないことがあっても、何のためにしているかの目的をはっきりさせることで前に進むことができます。

何でも自分一人ですることが良いのではなく、出来ないこともできることも含めて、周囲を巻き込んで業務をすることで円滑に進むこともあることを知りました。

自分が譲れないこと、やりたい方向に向いていないとしても、会社全体を見渡して、目的を明確に持つことで、今生きていることは目的を達成するためのプロセスであると感じることができるようになりした。