リハビリと介護をしてくれたことで、気づけた人間関係の大切さ

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友人からちょっといい話を聞いたので紹介します。
一人暮らしの70歳の女性の話です。

最近は腰痛もありますが、1番痛いのは去年転けたときに骨折した、左の太ももの付け根です。
折れたのは大腿骨という骨で、手術はしたんですがまだ痛みがあります。
1ヶ月ほどのちに、退院となりましたが、家での生活が辛い。

こういうこともあり、娘が千葉から介護やリハビリにきてくれました。
しかし来てもらったときは、ケンカばかり。
みなさんも、介護してくれてる人とそんな関係になってませんか?
今回は介護やリハビリをしてもらう時に、気をつけるポイントを話していきたいと思います。

依存しすぎない

介護やリハビリを受ける上で、これが1番大切だと感じました。
最初は痛みも強かったこともあり、医師が「動きなさいよ」と言っているにも関わらず、あまり動かなかったです。
そのため娘に色々と依存して頼っていました。
それが最初のケンカのもとです。
医師が動いたらダメという状況なら仕方ないかもしれませんが、痛いからとできることもやって貰おうとしてたので、ケンカになったんですね。
痛いのは大変ですが、リハビリの観点からも動かないと余計動けなくなるみたいですので、できることは自分ですることが大切です。

自分のやり方を押し付けない

私は掃除が好きな方だったので、わりときちんと掃除をしていました。
なので娘が掃除をすると、どうしてこんなやり方で掃除するのか理解できずイライラしたんです。
これもケンカのもとになりました。
娘は娘なりに家庭でやってきているので、尊重することが大切だと思いました。

ありがとうを言う

やってくれているうちに当たり前になっていたと思います。
その結果ありがとうと口にする回数が減っていました。
これも気をつけないといけません。
感謝の気持ちを常に持つことが大切だと思いました。

どうでしょうか?
こういうことを気をつけているので、今ではほとんどケンカもありません。
最初は娘というだけで、どこか親の面倒をみるのが当たり前と思っていた部分があったと思います。
しかし、面倒を見てくれるかどうかは、結局お互いの関係が良好かどうかに寄ります。
今回の経験を通じて、今までの接し方やこれからの娘への接し方を見直すいい機会でした。

怪我や病気で介護やリハビリが必要になった皆様。
自分のことも大変かもしれませんが、その時に少しでも介護してくれる人のことを考えてみてください。
そうすれば、良い関係が築けるはずです。