熊本県菊池市はさつまいもが名物!その特徴や魅力を一挙に紹介!

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熊本県の自然と温泉に恵まれた町として九州では有名な菊池市。菊池渓谷や菊池温泉で知られるこの地は、さつまいもの名産地としても注目されています。熊本駅から車で約60分、熊本空港からのアクセスも良好で、観光とグルメを一度に楽しめるのが魅力。甘みとホクホク感が自慢の菊池産さつまいも、その特徴や人気の秘密を一挙にご紹介します。

菊池市のさつまいもが持つ魅力

熊本県菊池市で育つさつまいもは、阿蘇山のふもとの火山灰土壌で栽培されることで、甘みと食感に優れた高品質な逸品として知られています。主な品種は高系14号(愛称は、ほりだしくん)と有名な紅はるかです。地元のJA菊池では温度・湿度を管理しながら貯蔵することで、さらに甘みを引き出しています。焼き芋や天ぷら、煮物など幅広い料理に合い、贈答品としても人気です。また、消費者からは甘みが強く、ほくほくしてしっとり感もある、見た目が美しく調理しやすいと高く評価されており、大阪や東京などの大消費地でも好評を得ています。菊池市のさつまいもは、生産者の丁寧な手仕事と自然の恵みが生んだ、まさに甘味の宝石と言えるでしょう。

さつまいもの栄養価は?

さつまいもは食物繊維が豊富で、腸内環境の改善に役立つ野菜です。加熱しても壊れにくいビタミンCを含み、美容や風邪予防にも効果的。さらにカリウムによる高血圧予防や、ビタミンEによる抗酸化作用も期待できます。中でも、白い液体の部分に含まれるカラピンにより、腸の働きを促すとされ、便秘対策にも有効です。栄養バランスに優れた健康食材といえるでしょう。

さつまいもは焼く?蒸す?

さつまいもは、蒸しでも焼きでも美味しく楽しめますが、それぞれに特徴があります。蒸すと水分が保たれ、ホクホク感と自然な甘みが引き立ち、低カロリーでヘルシーです。焼くと水分が抜け、糖度が濃縮されて甘さが際立ちますが、見かけ上のカロリーはやや高くなります(実際のエネルギー量は同じ)。ダイエット中なら蒸し芋、甘み重視なら焼き芋がおすすめです。