東京で検診車を利用するには?

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検診車は何ができる?

検診車は検診ができますが、具体的にどのようなことができるのでしょうか。
一言でいえば車によって異なります。
基本的には、検診の血液検査、心電図、身長や体重などがチェックできる車両ですが、各検査を専門的に行う検診車もあれば、一連の検査ができるバスのような車両もあります。

各検査を専門的に行う検診車は、胃部レントゲン車、胸部レントゲン車、マンモグラフィ車などがあります。
これらは、放射能を使用するために放射能漏れを防ぐ設備やX線検査を行う撮影機器などを搭載する必要から、専門の車両を用意するケースも少なくありません。
たた、これらの専門車両はX線検査以外にも超音波検査もできるようになっているため、一連の画像検査ができる点でメリットがあります。
ただ、それらすら一台の車両で利用できるような検診車がバスのような大型の検診車です。
一台の検診車を派遣するだけで、東京都内の会社の検診ができるので、便利な車両といえるでしょう。

また、より高度な検査を検診車で行えるような試みとして、大きな病院でしか利用できないCTを利用できる検診車もあります。
このような高度な検診車も東京の健診センターに配備されているケースもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

東京で検診車を利用するには?

東京で検診車を利用するには、基本的に東京の企業に勤務していれば利用できるケースがほとんどですが、個人で利用するのは困難で、基本的に病院を受診して人間ドックなどを利用する必要があります。

また、東京の企業の担当者で検診を検討している場合は、都内にある各健診センターに連絡するのが一番気軽な方法です。
ただし、大型車両を利用するため、事業所の敷地内に健診車(バスやトラックが入る程度)の駐車スペースがあること、15畳以上の健診会場(会議室・食堂など)があること、1日20~30名が実施目安ということという条件をクリアする必要があります。
そのため、ビルの一角に事業所を構え、営業車が数台分入る程度の企業では、利用が難しい点に注意しましょう。