徳島の八幡神社

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そもそも徳島をはじめ全国にある八幡神社とは?

八幡神社(やわた、はちまん)と呼ばれる神社は、日本各地に数多くあります。
徳島の八幡神社を紹介する前に、そもそも八幡神社とはどのような神社なのかについて解説していきましょう。
八幡神社は、諏訪神社や住吉神社、稲荷神社のように日本各地に点在していますが、実は日本で一番多い神社名でもあります(会社に祀られている稲荷神社を除く)。
祀られている八幡神は第15代天皇である応神天皇の化身とされ、武道の神や出世開運の神として祀られています。
全国に広まるようになったのは、平安時代に有力武士として知られた清和源氏が京都の石清水八幡宮を氏神にしたことです。
これによって他の武士の間に広がり、そして一般にも広がりました。
宇佐神宮(大分県宇佐市)を八幡宮の総本宮とし、現在も石清水八幡宮(京都府八幡市)、筥崎宮(はこざきぐう、福岡県福岡市)、または鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)など多くの神社が全国に点在します。
徳島の八幡神社も全国的には大きな八幡神社の一つとして数えられます。
八幡神社の特徴は、秋季例祭に放生会を行う点です。
これは、捕獲された鳥や魚、虫などの生き物を自然に放って供養する儀式で、生きとし生けるものの平安と幸福を願う重要な儀式として知られています。
このような儀式は、全国の八幡神社で行われており、目にする機会も多いのではないでしょうか。

徳島の八幡神社!眉山麓に位置する八幡神社を紹介

徳島にも八幡神社があります。
徳島市のシンボルである眉山(びざん)にある八幡神社(はちまんじんじゃ)と徳島市津田西町にある津田八幡神社(つだはちまんじんじゃ)です。
特に津田八幡神社は、漁師の氏神様として多くの信仰があり、古来より出世招運の神として知られています。
このほか、徳島県内には小規模な八幡神社を含めると、400社を数えるそうです。
他の神社の一角にあるケースも見られるので、徳島で八幡神社探しも良いかもしれません。