コロナ禍の国際貨物輸送

日本国内では新型コロナウイルスの新規感染者数が激減し、終息に近づいたかと一息ついたところでしたが、オミクロン株が発見され、急きょ新規の外国人の入国を禁止する措置が取られました。

これまでもコロナに関する規制の為、様々な経済活動に影響を与えてきましたが、今後コロナ禍はどのように変化していくのでしょうか。

コロナ前の日常には戻ることは難しいかもしれませんが、少しでも早く安心して生活できるように望むばかりです。

海外からの人の流れは制限されていますが、国際貨物についてはどうでしょうか。

国際貨物輸送

島国である日本では、海外からの荷物は空輸、もしくは海運にて輸送されてきます。

関東の空の玄関口は成田や羽田、海の玄関口は千葉や横浜・川崎などでしょう。

こうして日本国内に到着した国際貨物は、運送会社によって、関東各地をはじめ、日本全国へと運ばれていきます。

茨城を拠点に国際貨物輸送を行っている会社では、来年1月より海上コンテナ輸送を開始するそうです。

コロナ禍の国際貨物輸送への影響

コロナ禍の人手不足で海上輸送の遅延が発生しているそうです。

遅延の理由はコンテナ不足です。

海上輸送に使用される船が大型化し、一度に多くのコンテナを積み込むことができるようになりましたが、その分積み下ろしに人手がかかります。

アメリカではコロナ禍のために人員不足に陥り、多くのコンテナが積み下ろしが間に合わず、滞留してしまっているとの事です。

空輸においては、海外からの人の流れが止められたため、航空機が余ってしまい、急きょ座席を取り除いて貨物便を増やしている為、航空便は増量しています。

いずれにしろ、全体的な運賃の高騰は続いているようです。