お金が貯まる考え方

最終更新日

図書館を散策していると「本日返却された本たち」というコーナーがありました。

新しい本との出会いを求めていたので立ち寄ってみると、黄色い装丁でとても目立つ本があります。

題材はお金で、出版社はプレジデント社。

さらに著者はファイナンシャル・プランナーであったため、一読の価値ありと考え、読んでみることにしました。

お金が貯まらない不思議

著者は「家計の見直し相談センター」を設立し、1万5000世帯を超える家計を診断したそうです。

そして年収が高くてもお金を貯められない人の問題は、7割が心の問題であり、テクニックは3割程度であることが多いそうです。

そして持ち物の特徴としては、お財布がレシートやカードでパンパンの状態であることが多いそうです。

はい、あなたのお財布の状態はどうですか??

もしこのようなパンパンのお財布であれば、すぐにこの本を読んでみたほうがいいですよ!

お金が貯まらない「心」の問題

著者曰く「お金は”寂しがり屋”」だそうです。

なので、お金に意識を向けてくれない人には集まってきません。

これは比喩ですが、自分の収入や引かれる税金を知らない、支出内容に使途不明金がある、などであれば、たしかに節約しようにもどこを節約したらいいかわかりませんよね?

さらに「年収○○万円ならお金持ち」というイメージはありませんか?

しかしその年収の人がイメージする「普通」の生活、すなわち「マイホーム、車、教育」にお金を「普通」にかけるとあっという間に破産の危機です。

具体的な考え方や試算は本に載っていますので、気になる方は読んでください。

お金を貯めるテクニック

大まかに3つのテクニックがあると思います。

それは「どのような生活をしたいか具体的にイメージする」、その後「それにかかるお金の試算をする」、「削減するものは固定費から」、「お金を貯められる時期に貯める」でしょう。

まとめ

収入が減ったために、今までなんとかまわっていた生活がまわらなくなった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

本書は2013年に書かれたものであるため、金利や統計データは古いと思います。

しかし、お金に対する考え方は普遍的です。

「周りの人がやっているから大丈夫」「普通に生活していればなんとかなる」は、もう大丈夫でもなんでもありません。

せっかくの機会ですし、これを機にお金に対する考え方を一新してみてはどうでしょうか?

お金は寂しがり屋なので、かまってあげればきっとあなたのもとにやってきますよ。