月に1度のデトックス習慣
最近、体調が気になり、体に溜まった毒素を排出し、本来の健康を取り戻す“デトックス”を始めました。
私が始めた方法は、1か月ごとに1週間、お昼ごはんをスープに置き換える“デトックス”です。
飽食の時代、現代人の多くは食べ過ぎてしまう傾向があります。
ビーガンでもベジタリアンでもない私は、何でも好きなものを好きなだけ食べています。
油っぽくて濃い味のスナック菓子やカップ麺などを美味しく感じる私は、添加物が多く含まれる加工食品に加え、ピザや揚げ物のお惣菜なども食べることがあります。
このような食生活を送る私が健康を意識し、多くの野菜やキノコ類が入ったデトックススープを、定期的に食べることを始めました。
デトックス習慣のルール
在宅ワークの私は、デトックス習慣と決めている第三週の月曜日から日曜日まで7日間、お昼ごはんをデトックススープに切り替えています。
お昼ごはんが「デトックススープだから」と言って、朝、夕の食事で食べ過ぎないように心がけ、外食するときのルールは「お蕎麦を頼むこと」です。
我が家のデトックススープ
低カロリーなうえ、消化がよく食物繊維が豊富な野菜とキノコを何でも入れて作る主役のスープは、食べやすい大きさに切った食材が柔らかくなるまで煮込み、薄味に整えています。
“デトックス”効果がとても高い大根と玉ねぎ、セロリ、まいたけを、毎回必ず入れています。
アミラーゼなどの消化酵素が多く含まれている大根は、消化吸収を助け、毒素を排出してくれるうえ、食物繊維が多く含まれており、便秘解消効果があります。
玉ねぎに含まれているケルセチンやセレンは、“有害ミネラル”を解毒し、血液をサラサラにして毒素を体外に排出しやすいです。
玉ねぎに含まれている硫化アリルヤグルタチオンが、肝臓の解毒効果を活性化し、スムーズな毒素の体外への排出を助け、肝臓の働きを高めます。
セロリに含まれているカリウムには、老廃物や余分な水分を排出する、“デトックス”やむくみ改善の効果があります。
セロリには抗酸化作用があるビタミンEが含まれており、老化防止効果があります。
セロリに含まれている食物繊維には、便秘解消効果があります。
まいたけだけに含まれているMXフラクションは、臓器や血液中の余分な脂肪を便と一緒に排出します。
体内の中性脂肪や血液中の悪玉コレステロールを減少させ、脂肪の蓄積を抑制します。
食物繊維が豊富なまいたけは、腸内の洗浄効果が強く、便秘解消効果があります。
多くの種類の食材を入れると栄養豊富になるため、野菜とキノコのほか、白滝や乾燥わかめなどの海藻類も加えています。
切り干し大根や干し椎茸などの乾物を加えることもあります。
必ず入れているタンパク質も、加工肉ではなく鶏胸肉やささみなどの精肉を使用するか、ひき肉で肉団子を作ると美味しいです。
白身魚や魚のすり身を使ったツミレや、植物性タンパク質の大豆や高野豆腐などもおススメです。
味に深みが出る香味野菜の生姜やニンニクを使うと、シンプルな味つけでも美味しく、飽きたらポン酢や醤油、カレー粉などを入れ、味変しています。
まとめ
最近は頭痛や肩こり、腰痛などのプチ不調に悩まされることが年々増えてきました。
これらのプチ不調は、体内に溜まった毒素や、体に備わっているはずの毒素を排出する機能が弱っている結果かもしれません。
岩塩などの精製されていない塩と、アルコール以外の余計なものが入っている料理酒ではなく清酒を使い、コショウを振り入れ薄味に整えた味つけのデトックススープを始めたおかげで、肌の調子やお通じもよくなったうえ、ちょっと肥満気味の私は減量効果が高かったです。
このデトックススープは、昨年の健康診断対策のために始めました。
体の健康と腸の環境は、とても深い関係があります。
定期的にデトックスし、年齢に負けない健康な体を維持していきたいものです。