複合機のリース料の内訳を理解するのなら仕組みを理解すること

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複合機をリースで導入する際に、リース料やランニングコストが気になりますが、それと共にそもそもリース料はどのような内訳になっているのかも気になる点です。
リース料の内訳はリース会社によって内容に違いがあるので、一概には言えませんが一般的には、複合機にかかる固定の月額料金をはじめ、複合機の移動や設置にかかる運搬費用や契約に関する初期費用があります。
また、トナーなどのランニングコストや、故障修理や定期メンテナンスなどといったアフターサポートにかかる費用も含まれるケースがあります。

このように複合機のリース料の内訳は、リースと保守それぞれの費用を合わせたものになっていると考えられます。
複合機のリース料の内訳を理解するためには、リースの仕組みについて理解する必要があります。
それは、リースはお客様が希望する複合機をリース会社がお客様に変わってメーカーなどから購入して、お客様に比較的長期間にわたってリース契約するものでレンタルとは異なるからです。
つまり、複合機のリースは顧客・リース会社・機器メーカーの三者による契約で成り立ちます。

まず顧客とリース会社との間ではリース契約が交わされて、顧客が希望する機器をリース会社が購入し有料で貸し出すという契約をします。
また顧客と機器メーカーの間では、具体的にオフィスの様々な状況に合わせて、適切な機器を提案してもらいます。
そしてリース会社と機器メーカーの間では、機器の売買契約が交わされてリース会社に納入されるのではなく顧客のところに直接納入されます。
このような仕組みがリース契約にあることが分かると、リースと保守それぞれの費用を合わせたものがリース料の内訳になることも理解できます。

いずれにしても複合機を導入するのなら費用を抑えて、できる限り格安で導入したいと考えるでしょうから、コストに関しても厳しい目で選ぶ必要があります。
その為には、リース契約という方法も候補として考えるのもひとつで、その際にはリース料の内訳を細かくチェックして導入を検討すると良いです。